2014年11月27日木曜日

ハートに主導権を渡す

2013629

梅雨空の重苦しい雲を払うように、
そして新鮮な空気を身体全体へと取り込むように

身体全体が風船のように膨らんで、
新鮮なエネルギーで満たされるように

そのエネルギーが身体中に行渡っていくように、
思い切り身体中を風船のように膨らませて

一息ごとに、あなたは高次の次元へと、
高次の振動数へと近づいていきます

大地にしっかりと根づいている足を感じながら、
意識を天のほうへ向けていきます

普段とは違うエネルギーがそこに満ちているのを感じ取ることができます

それはいつもここにあるもの

ラジオの周波数を合わせて、それぞれのチャンネルを聞くように、
それはいつもここにあり、あなたがチューニングを合わせさえすれば、
あなたはいつもそのエネルギーに満たされることができます

それはあなたのハートの滋養となり、
ハートはやがて、大きな花を咲かせていきます

あなたのハートの奥深くまで、その呼吸が届くように
ゆったりと、深い呼吸をハートへと、そして身体全体へと入れていきます

あなたのハートがある程度熟して来た時、
あなたはいつでもチューニングさえすれば、
あなたのハートは即座に至福のエネルギーで満たされていきます

ハートを感じて

それは、小さなさざなみのように、
最初は感じ取ることが難しいかもしれません

それは、社会の中で体験することのできない振動数だからです

でもあなたは、自然の中で、時として、それを自然に感じることがあります

とても穏やかで、広がりのある感覚

古いものを手放して

私たちの潜在意識の中にいっぱい詰め込まれたごみ・・・

それは底なし沼のように感じることもありますが、
それでもあなたは、それを手放していけばいくほど、
それをこの白い光のエネルギーによって、洗い流していけばいくほど、
あなたは自分の中が透明になっていくのを感じ、軽くなっていくのを感じ、
自分の中に空っぽなスペースを感じることができるようになります

このハートという広がり

そこは無限の広がり

穏やかさと、優しさと、
そして、甘い、スウィートな、
そして何か懐かしい・・・温かい・・・感覚

もし、あなたがそれを感じ始めたら、
あなたはだんだんとハートの中へと入ってきている証

ただその広がりを感じて

それとともにとどまる

あなたがハートの中の喜びを感じるのを邪魔しているものを、
全て取り払われるように

あなたがハートを感じるのを邪魔しているもの全てを洗い流していく

あなたはただ、生まれたての赤ん坊のように純粋な、
まだ何も知らない、真っ白な、ただのスペースとして、
立っていく

この純粋性そのもの、その透明さの中に、
すでに喜びがあることを、あなたは知ります

あなたがただあるという、ただ存在するという、
この根源に立ち戻った時、
そこには限りのない喜びがあります

ハートは、年老いた老賢人というよりはむしろ、
本当に何も知らない、無垢そのものの、小さな子どものようです

疲れを知らず、限界も知らず、
それは可能性全ての前に、開いています

***

ひざまずく時、あなたは無へと帰っていきます

全てを手放し、ただ大地に身をゆだね、
全てが重力の中心へと流れていきます

それでもそこに残っているもの
あなたの存在の感覚

あなたはもはや、肉体を持ったパーソナリティとしてではなく、
その最後に残るものとして、
次に立ち上がります

今あなたの目の前には、祝福が待っています

それをできるかぎり受け取れるように、
あなたの中を空っぽにしていきます

  **

ハートの中に、新鮮さを感じて

あなたがハートに触れる時、
そこにはいつも新鮮さの香りがあります

それは決して古びず、決してあきることのない
いつでも新鮮です

その感覚の中で、果てしなく広がっていきます

あなたは、白い光のエネルギーを感じながら、同時に、
より、ハートの奥へと入っていきます

そこには、とても親密な、とても懐かしい誰かがいます

あなたがそれに出会う時、
あなたのハートは打ち震えます

  **

あなたが、あなた自身に出会う

あなたがあなた自身に出会うことが、奇跡なのではありません

むしろ、ずっとそこにいたあなた自身に出会うことがなかったことこそが、
奇跡といえるでしょう

あなたがあなた自身に出会った時、
どうしてそれを忘れていたのか、
どうしてそれを忘れられていたのか、
あなたは不思議に思うことでしょう

それはずっとそこにいて、
ずっとあなたとともにいたからです

まだその感覚は頼りないかもしれません

ハートの鎧を溶かして

あなた本来の柔らかさを取り戻すように

辛抱強く・・・

ハートが完全にその姿を現すまで、それは何年もかかるプロセス・・・

自分自身の中で、許していないことがあれば、
それを許して

そしてその、ハートの奥底にいる、自分自身を探す時、
頭で探そうとしないで

頭で探そうとすると、あなたは前かがみになり、ハートを押しつぶしてしまいます

ハート自身に、それを見出させて

ハートを、実際の肉体の胸を開いて、
ハートそのもので感じる

あなたにとって、最も親密な場所・・・

優しく、ゆっくりとした呼吸を入れて、
そのハートの繊細さを養っていくこと

それは直観的に感じるということ

あなた方は全てを、頭を通して解釈してきました

自分の内側に感じることも、マインドを通して理解しようと、認識しようとしてきました

ハートは、ハートそのものに、直接、感じさせること

それが何であるかを、無理に頭でわかろうとする必要はありません

  **

完全に、ハートに主導権を渡す

あなたの中の女性を、蘇らせること

瞑想は、非常に女性的なエネルギーを必要とします

それは受容的であるという、明け渡していくという、
優しく、繊細であるという・・・

自分自身に、受容をもたらす

そのため、あなたは、弱くなったかのように感じるかもしれません

自分が何か頼りない
とらえどころのないもののように感じるかもしれません

もし、そう感じたら、それはいい兆候です

その頼りがない、とらえどころがない感覚の中で、
大地へとしっかりとグラウンディングしていきます

すると徐々に内側に、全く違う質の強さが現れてきます

それはすっくと立った木の強さではなく、
風にしなる竹のような強さです

あなたはどこへ行くかわからない
今までは、流れないように、杭にしっかりとしがみついていました
今、その手を離し、あなたは流れ始める

どこへ行くかわからない・・・

もし、そんな感覚が感じられ始めたら、とてもいい兆候です

その中で深く呼吸し、
ただ、流れに揺られていく

  **



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