2014年8月13日水曜日

あなた自身を愛する あなたはあなたになる

20135月6日「あなた自身を愛する」「あなたはあなたになる」


完全にプレゼンスにいる

そこから、口で大きくゆったりと、ハートへと呼吸を入れていきます

プレゼンスを失わない程度にリラックスさせ、より焦点をハートへと持っていきます

今回のリトリート最後の、プレイヤー瞑想

本当に心を込めて、トータルに、今可能な限り、開いていきます

瞬間瞬間にとどまりながら

その中で、くつろいで
安心していく

そして、今ここにあるものに対して、完全に受動的になっていきます

あるものを、ただ、受け入れる

そして、この上ない、甘い、ギフト

外に輝く太陽が、いつもその光を失うことなく、輝き続けているのと同じように、
内的宇宙の光もまた、いつも光り輝き、外も内もなく、ここに降り注ぎ、
満ち満ちています

それを、あなたは、感謝の念とともに、ありがたく、ただ、受け取る

その甘いネクターは、あなたの呼吸とともに、ハートへと直接入る

ハートをそのエネルギーで満たしていきます

あなたはそのエネルギーに満たされ、理由のない喜びを感じ、
ただここに存在しているという、その喜びを体験します

ただ、開いて、明け渡す

いつでも、このスペースに戻ってこれるよう、
今、あなたの中に、このエネルギーを十分染み込ませておくように

あなた方は、このリトリートを通して、ようやく道に入り始めました

まだ、日常に戻ると、それがぶれる時もあるでしょう

あなたは日常のせわしなさにかまけ、外側の事象に完全に心を奪われ、
また、その小さな檻の中に戻ってしまうこともあるでしょう

その度に、あなたは思い出す

内側のこのスペース

旅の始まりは、振り子のように、揺れ動く時があります

あなたは内側に入ると心を決める

でも、気がつくとすっかり自分自身を失い、また、外側の出来事に、掻き消えてしまう

でも、その度にあなたは、思い起こす

自分はどこに向かっているのか、それを明確に、自分自身を思い起こす

本当のふるさとに、帰る道

内なる光とのつながりを取り戻す道

我が家へと帰る道

そして、我が家へと辿り着いた時、
あなたはそこで待っていた母に、すっぽりと、完全に抱かれる

魂自身に、我が家へ帰る道を思い起こさせるように

魂は知っています

帰る道を

あなたがそれに、協力すること

毎日の努力

あなたが魂を取り戻すための代償を

あなた自身の絶え間のない努力

それは、自分自身を、常に思い起こす、それにとどまる

それ以外に、我が家に直接帰る道はありません

最初は、とても多大な努力が必要です

でも、よく考えてみるように

あなたはもはや、会社での仕事にも慣れ、
そこに多くのエネルギーを費やす必要のないところにいます

あなたのエネルギーの、少なくとも半分は、内側に常に向けていること

直接あなた自身とのつながりを保ち続けるように

あなたが本当にそれにコミットした時、それを大きく妨げるような出来事は、
おのずからあなたを避けて通るようになります

あなたはこれに専念すると決めたとたんに、
宇宙があなたを、それができるようにサポートします

とはいえ、予測できない物事が起きた時、何かとても、驚くような、
あるいは、瞬間的に感情に大きく揺さぶられる時
その時こそが、チャンスなのだと、覚えておいてください

特に、痛みを体験するような出来事

その時、魂は非常に近くまで来ています

その痛みに非常に近い

あなたはハートの中でそれを感じます

苦しみもまたしかり

苦しんでいる、痛みを感じている

あるいは喜びを感じている、うれしさを感じている

その全てを体験している人は誰か

重要なことは、全てそれです

あなたがこの道を歩いていくとき
たくさんの、神秘的な、あるいはスピリチュアルな体験をしていくことでしょう

たくさんのエネルギー的体験

でも、最も重要なのは、それらを体験している人は誰か、ということです

あなたが真にそれを理解した時、
あなたの向きは完全に変わる

その誰かに向かって、直接、まっすぐに、向かい始めます

その時、道が加速され
あなたは、自分のなすべきことを、クリアに理解します

残された人生は、すでにそう長くはありません

すでに、人生の半ばを過ぎ、折り返し地点に近づいています

残りの人生を、今までと同じように、みじめなまま
ただ、何かを求め続けて生きていくか、
完全に向きを変える、その時を引き伸ばし、
檻の中で、ただ、マインドの奴隷となって生きていくのか

それとも、そのマインドを超え、小さな檻を抜け出し、真のあなた自身に目覚め、
残りの人生を、魂として生きていくのか

あなた方は、この道に入る運命にあります

でも、その時期を早めるのか、遅めるのか
そこにある程度の自由度があります

道に入るとは、完全にその主体に向かい、そこへ到達し、
その時初めて、本当の意味で、道が始まります

真に道に目覚めた時、あなたは自ら体験します

今まで、自分が眠っていたことを

本当に、そこで初めて知ります

それが、道に目覚めるということ

その時初めてあなたは、内側で、自分が起きるのを実感します

今まで、なぜ、自分が眠っていたのか

夢うつつの状態で、どうやって生きてきたのか

あなたが、はるかいにしえから、何世も何世も、奥底で求め続けていたもの

探し続けていたもの

それは、何世も、何世も、あなたがここに顕現した時から、
あなたの魂が生まれた時から、ずっとありつづけたもの

耳をすませて、ハートの耳をすませて、
全身の耳をすませて、
その内側から呼び立てる声を、聞き届けて

あなたは戻りたい

あなた自身へと、戻りたい

本当の我が家へ、帰りたい

その身をよじるような、内側からの悲痛な叫び

その切望を、聞き届けて

* **

そしてまた、あなた自身を、愛することを、覚えてください

それは、とても大きな課題です

あなたが他者を愛せないのは、あなたが自分を愛していないからです

愛するとは、あなたのパーソナリティのこの部分が好き、
この部分はちょっと気になるけれど、こういう素敵な面がある・・・
そういう意味ではありません

あなたはあなたを丸ごと、受け入れる

あなたが他者で気になるところ、気になるところ、許せないところ
それは、自分自身に許していない部分

あなたが自分の中に、同じ要素を持っているのに、それを許していない
それを許すこと

それは、全ての人を好きになるという意味では全くありません

むしろ、逆の場合が多い

特に、いい人であろうと、
そんないい人であるはずの自分が、誰かを嫌いであるはずがない、
そういって自分自身を押さえ込んでいます

身体の、大きさや形に違いがあるように、
その人その人に、波長や、また、ブループリント、そのエネルギーの質、
そういったものは、一人ひとり違います

あなたと全く相容れないものも、中にはあります

目覚めるということは、あなたが、博愛主義者に、
いい人になるという意味では全くありません

相対的に制限された、あなたのパーソナリティが、そのまま現れるということ

生まれてからこの方、つけられてきた条件づけを落とした、素のあなた

それはいつもにこやかに笑っている仙人のようなイメージではありません

感情を持ち、この文化の中に生まれた特有の思考形態を持ち、
また、あなたの魂の質を反映した味わいを持っている

目覚めるとは、誰かのようになることではなく
あなたが完全にあなたになるということ

それは、パーソナリティを含み、全てを含んだあなたになるということ

もし、地球の全ての人が悟って、皆が仏陀のようになったら、
そんな世界は面白いでしょうか?

豊かでしょうか?多様でしょうか?

多くの可能性を持っているでしょうか?

あなたがもし目覚めて、仏陀のようになるなら、そんな二番煎じはいりません

あなたがあなたになるから、意味があるのです

もちろん、仏陀は、神を体現しています

そういう本質的な意味においては、目覚めた人は、同じ本質を持っています

けれど、同じ大地から、
バラが咲き、ゆりが咲き、勿忘草が咲き、様々な花が咲くように、
その同じ源泉から、たくさんの色合いが、たくさんの味わい、たくさんの可能性が咲きます

もし、あなたが、あなたを見ないなら、誰があなたを見るでしょう?

あなたは誰にも見られず、打ち捨てられ・・・

あなたが自分と共にいる時・・・・

その中で、全てが存在します

* **

あなたが誰かから、認められたり、愛されたりするから、
あなたに価値があるのではありません

あなた自身の価値を、他の人に証明してもらう必要など、全くありません

あなたがその、他人の証明を必要としなくなること、
それが自分を愛するということでもあります

目覚めた人は、その他人の証明を必要としなくなるだけです

あなたのパーソナリティが、
まったく違う他の人のパーソナリティに変わるということではありません

それをクリアに理解して

あなた自身のパーソナリティを、あなた自身が温かく、包み込んで、抱きしめてあげること

もし、それを難しく感じた時は、考えてみること

あなたが、こんな人になれたらいいなあ、あんな人に、
あんな風になれたら僕は素敵になるのに・・・
そう思うとき、本当にそうかどうか、見てみてください

私は本当にイエスと人生を取り替えたいのだろうか?

僕は本当に、OSHOと人生をすっかり取り替えたいのだろうか?

そんな風に考えてみてください

女優でも、世界的に成功した人でも、誰でも構いません

本当に、誰か別の人と、自分の人生をすっかり替えたいのかどうか

答えは明らかです

あなたは、明らかにノーという答えが

あなたは自分の人生を、他の人と取り替える気など、本当はさらさらないのです

ああいう人になりたい、こうなりたい、そう思うことは悪いことではありません

そこには確かに、魂の本質が隠れています

あなたの魂の本質を、その相手に投影している

だから、あなたが魂を目覚めさせた時、あなたにはその質が携わっている

けれどあなたは、あなたになりたいはずです

それを自分の中を良く探り、理解すること

その時、あなたのぶれは、消えていく

自分自身から目をそらす、マインドのトリックにひっかからないように

私達の中に、悟ったら聖人君子になるという信じ込みが深く、
この人類の集合意識の中に深く、刻み込まれています

それは、目覚めていく自分自身だけでなく、周りにいる人もまた、同じことです

あなたが目覚めれば目覚めるほど、
あなたは、いろいろな批判の目や、攻撃に合うことがあります

その信じ込みによって、人は、あなたが目覚めていることを、認めようとしません

なぜなら、あなたのパーソナリティがあなたとしてあるからです

それを本当に理解していく

何年もかかるかもしれない

自分自身で作り上げた、もしくは、人類の集合意識によって作られた目覚めた人という
その神話を落とすこと

それは、最大の雲となって、あなた自身の光りを妨げている

それを取り払うこと

ほんの微かでも、もし、あなた自身が、ハートの奥深く、光を感じられたら、
それをよすがとすること

それこそが、あなたが一番信頼すべきものです

あなたが一番、尊重すべきものです

そういった刻み込まれた概念を、今全て捨て、大地へと流す

あなたは真っ白な、何にも染められていない、純粋で無垢な、赤子になります

ただ、あなたという種子

その種をハートに宿した赤子

道を歩んで行くと、あなたはどんどん、何も知らないことに気づいていきます

何も知らなくなっていく

道に入る前は、たくさんのことを知っていると思っている

道を歩むにつれ、知っていると思っていたその余計なものがどんどん落ち、
そして最後に残るもの、
あなたが落とそうとしても落とせないもの

その種だけは、落とすことができません

その種を大事に

立ち上がる時、その種が、大地へと根を伸ばし、天へと目を出し、
伸びていく様を、イメージするように

あなたはただ、その種

天からの光を受け、その種子は、芽を伸ばし、成長していきます

深く呼吸をして

みぞおちの後ろ、背中にある緊張をほどいて

下腹にエネルギー的に落ちていく

それが自己信頼の基盤です

自己信頼とは、心理的な事象ではありません

エネルギー的なことです

下腹に、エネルギーを感じ、深く呼吸をする

ハートの部分で止まっているエネルギーを、下腹へと落とす

横隔膜の辺りで、テンションがある

それが、自分自身とつながるのを妨げている

下腹へと大きく息を入れ、その緊張をほどいて

あなたは不安に襲われるかもしれない

深い呼吸を続けて

しっかりと、下腹に根づく

ステート・オブ・プレゼンスを失わず

そう、ゆるめて・・・

この下腹にいる時の安堵感、
これが自己信頼の基盤です

それを同時に養っていくように

不安な時、自分に信頼がもてない時、みぞおちにある、その横隔膜にある緊張を感じ、
ゆるめていく

呼吸を使って

すると、頭だけに集中していたエネルギーが、下腹へと落ちていきます

あなた自身の生命エネルギーと直接つながること

それの滞りを取っていく

それが自己信頼

その基盤の元に、ハートの質が開いて行く時、自分への愛が生まれます

それらは全て、心理的な事柄ではなく、エネルギー的な事柄です

心理的にアプローチすると、あなたは簡単に罠に陥ります

マインドのトリックに簡単につかまる

常に、このエネルギー体をベースとすること・・・

***

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